『ささぼーカップ 武者聖戦伝 新弾王決定戦』参加レポート

大会結果

6/26.27の2日間で開催された『ささぼーカップ 武者聖戦伝 新弾王決定戦』に参加させていただきました。

ささぼーCup速報 – (sasaboucup.com)

結果は

1日目が5勝3敗で2日目に進出、2日目は3連勝のあとグレートメカオ―に敗れて総合8勝4敗となったところでドロップしました。

今回は初めての大型大会参加ということもあり、

使用デッキや大会当日の対戦記録、大会全体の概況などを記しておきたいと思います。

特に上位のプレーヤーでも何でもないので、自分自身の記録としての側面が強いです。ささぼーカップの余韻に浸りたい方は気が向いたら読んでみてください!

~大会前日

デッキ決め

今回ささぼーカップに出るにあたって、デッキ決めはかなり悩みました。

まず初めに考えたのが「どのデッキの使用者が一番多いだろう」ということ。

特に今回は、ランクマでも頻繁に見る「赤白アポロ」が厄介で

デッキの性質上、ほっておくと一方的に負けるので、構築の面でもデッキ選択の面でも常に無視できない存在でした。

あとは、「自分のプレースキル」と、「大会の長丁場」の考慮。

たぶん自分はデュエプレのプレーヤーの中で全然うまい方じゃないので、メカオーミラーなんて勝てる気がしない。

あとコントロールも、一戦一戦が長くなりがちなので、

それを一日10戦も20戦もやると頭がパンクしそうだなと思って選択肢には入りませんでした。

まとめると

① アポロに有利がとれる(多い予想の緑抜き4Cドルバロムにも)

② 一戦一戦が短い

③ ミラーが少ない(使用者が少ない)

という3つの条件を満たせるデッキを探し始めました。

そこでまず作ったのがネクラWS。

ジャギラでアポロ落とせるし、着地前に殴りきることもできるし、ブロッカー(アースラ)+スパークでカウンターもあるし、と思ったのですが

・そもそもアポロにザークピッチが入ってたから意味ない

・エタガ、ジャックガン積みのコントロールに勝てない

ということで速攻で却下。

※数日後大会の優勝レシピまとめを作成していた時にネクラWSで優勝されている方がいて、すごいなと思いました…!その方はハザリアが2枚採用されていましたね。

次に作ってまともだったのがグール。

大会でアポロとともにトップティアになると予想していたドルバロムに強く、アポロにもボルガウルで盤面取っていけるということで、ランクマで当たった人のデッキを目コピして組みました。

ただ回してみると思ったより難しくて

・早いデッキに押し切られることが結構ある

・アポロは結局後攻だとルピアへの除去が間に合わずきつい。ファントムバイツを採用したりもしたが、デッキパワーが落ちる。またボルガウルで盤面を取っていっても盾からバルケリオスとかひかれてカウンターされることがある。

という感じで、あまりしっくりきませんでした…。

この時点で大会への応募を終えた日曜日(6/20)。

この段階でデッキは全く決まっておらず、なんかマルコケンジとかマルコアガピビートとか作っては解体しを繰り返して、マスター帯の1420~1490くらいを行ったり来たりしていました。

そんな中で、いつもプレイングを勉強させてもらっている少年兵さんの配信で、今大会の使用デッキとなる「アニマベルギス入り運命ガントラビート」に出会います。

少年兵さんの配信ではストリウムの枠がデンデンパーカッションでしたが、環境的にジャックアルカディアス等をケアしたいと考えたためストリウムに変えました。

自分自身、今月は純正のガントラ大和で自己最速でマスターに到達できていて、手に馴染む感じがありましたし

以前からマスターはブリザードやツヴァイで到達、非公式大会の優勝できたのも黒抜き4Cアメージングだったりとビートのほうがコントロールよりも得意というのがあって、このデッキを調整してみようということになりました。

すぐにランクマで使ってみたところ、1450ほどだったレートがすぐに1520まで回復。

良い手ごたえをつかんだので、アポロやドルバロムへの勝率もサブアカウントとのルームマッチでの一人回しや友人との調整でチェック。

どちらも申し分なかったので、1枚だけデンデンパーカッションをストリウムに変えてデッキ提出しました。

大会前日/デッキ分布公開

ささぼーカップはデッキリスト公開性の大会なので、大会前日にはデッキ分布が出ます。

ささぼーさんのチャンネルにて公開された動画によると、出場者のデッキの割合は以下の通り。

メカオー、アポロ、ケンジという7弾環境で存在感のあったデッキがトップ3に。

しかし上位3つのデッキ以外はコントロールが多く、全体の約40%を占めていたようです。

個人的には上述のように、

・本気で勝ちたい人はもちろん、プレースキルに自信が無い人もワンちゃんが狙える「赤白アポロ」

・安定感がありランクマッチでも多かった「緑抜き4Cドルバロム」

あたりが多いと予想していて、「グレートメカオー」、「ケンジ」は7~9%ずつくらいかと思っていたので意外でした。

コントロールはドルバロムだけに集中せず、「天門」やヴォイジャー入りの「緑抜き4Cアルカロック(クレ天)」などタイプは結構均等に散らばっていますね。

自分はアポロに微有利、ドルバロムに有利のデッキを持って行ったつもりだったので、2コスブロッカーの多く採用されている「天門」や「緑抜き4Cアルカロック(クレ天)」が「緑抜き4Cドルバロム」と同じくらいいるのが誤算でした。

また「ケンジ」もアポロに不利なため少ないのかなと思っていましたが、予想以上に多く意外でした。

リース型、黒抜き4C型、青抜き4C型の3つが主に見られましたね。

ランクマで猛威を振るうアポロが順当に勝ち残っていくのか、はたまたプレースキルで差が出るコントロールとメカオーで強者が完封していくのか

どちらにせよ期待に胸を膨らませて当日に臨みました。

大会1日目

自分の対戦記録

1回戦 vs白緑アークセラフィム 2-0 〇

2回戦 vs赤白アポロ 2-1 〇

3回戦 vs赤白アポロ 2-0 〇

4回戦 vs緑抜き4Cドルバロム 2-0 〇

5回戦 vs緑抜き4Cアルカロック 0-2 ●

6回戦 vs緑抜き4Cドルバロム 2-1 〇

7回戦 vsグレートメカオ― 0-2 ●

8回戦 vs黒抜き4Cケンジ 0-2 ●

計 マッチ/5勝3敗 試合/10勝8敗

8戦のうち半分が、もともと当たる想定で有利を取れるよう意識していた「赤白アポロ」「緑抜き4Cドルバロム」だったのが大きかったです。

vs赤白アポロ

先行

2コスから動いて、アニマベルギスも絡めて最速4ターンでジャスキルを狙えるルートがありますし、ルピア着地後も手打ちジャックアルカディアスで妨害できるのでかなり有利です。

後攻

相手がブン回りでなければ、ジャックアルカディアスやコロビナーで相手の盤面を妨害しながら1,2点ほどシールドに行っておいて、運命→アニマでスキをついて無理やりリーサルを狙ったり

最悪でもジャックアルカディアスは立てておいてスパークでカウンターが狙えるようにという形でだいぶ勝ち筋あるので、大会を通してアポロには勝ち越すことが出来、マッチでは全勝できました。

初戦は全く想定外のアークセラフィムデッキで、ブロッカーも多く採用されているので少し不利だったので、めちゃめちゃ焦りました。盤面では負けてましたが、スキをついてスパークやアルバトロスを絡めたジャスキルを通したと記憶しています。

アルカロックに対しては調整不足もあり全く歯が立たず。当たったら仕方ないと思ってました。

メカオーに関しては不利だと思っていたのですが、この日リストをじっくり見ながら戦うことを通して、正直五分の対面なんだと気付きました。

これが今大会を通して一番の収穫だったかもしれません。

1日目の結果/2日目進出者のデッキ分布

2日目進出者のデッキ分布

大体5回戦くらいから「おやおや」と友人と話していたのですが、

・アポロが思ったより上位にいない(上のグラフで見ると3位ですが、当日の体感だとすごく少なく感じました。)

・ケンジの躍進(構築も面白いものが多かった!)

・ノーマークだった黒単やナーガの台頭

あたりが結構意外でした。

特にケンジはスタート11.5%ながら、1日目突破者は17.3%と6%も上昇。

ビートの筆頭としての存在感を示しましたね。

やっぱりアポロは大会前にランクマを荒らしていたというのもあり、ほとんどの参加者が「アポロに勝てるか」ということを意識して挑んできた結果かなと思います。

そしてアポロが思うように勝ち星を伸ばせない中で、そのアポロに不利だったケンジが上位でアポロにあたることなく大会を進められたのかなって友人と話してました。

こういった動向を、自分の順位や使用デッキと照らし合わせながら

「おいナーガで4-0してる人いるぞ!」とか「ケンジ不利対面だから当たりたくね~もっとケンジより普通のアポロとか来てくれ~」とか、リアルタイムで友人と話しながら楽しめたのは大会の醍醐味だと思いました!

本当に楽しかったのでチーム戦もぜひ参加したいですね。

大会2日目

自分の対戦記録

9回戦 vs ドロマーマルコ 2-1 〇

10回戦 vs 赤白アポロ 2-1 〇

11回戦 vs グレートメカオ― 2-1 〇

12回戦 vs グレートメカオ― 1-2 ●

4敗し突破が現実的ではなくなったため、13回戦から途中棄権

vsグレートメカオ―

最初グレートメカオ―は不利対面だと思っていました。

エル・カイオウがたつと初動が止められるし、4ターン目にはピラミリオンから複数体のエルカイオウが並ぶことになるので、ロウバンレイでもアド損になってしまうからです。

ただデッキ的に先に殴りきるしかないなという感じだったので、

ランクマで当たった時は、とにかくアド損も覚悟で当てを削れるだけ削って、スパークなどトリガーからのカウンター、アルバトロスで無理やり殴りきる、というプランを取っていました。

しかし、1日目の7回戦の2試合目に発見がありました。

やっぱり大会だと、なるべく勝率を挙げたいと思っていつもよりめちゃめちゃ慎重になっちゃいます。

なので、普段ならトリガーとかカウンター期待して殴りに行っちゃうかなーというところをこらえて、なるべくアドを取れるようにジャックで相手の2000ラインを焼いたり、サーボルトやミリオンパーツが出てくる前にヴィネスでエルカイオウ破壊を強いたりしていきました。

そしたら案外盤面で不利にならずに、スパークひいたら殴りきれるくらいの盤面が。

メカオーはドローソースがフェニコーラーとガトリンガーしかないので、盾からのリソースがないと相手も結構きつそうだな、と気づきました。

この気づきをもとに、二日目からはマナ置きも最速で殴りに行くものではなく、盤面を取ったりパワーラインで勝るカードを残すように意識して戦い、2-1で勝利することが出来ました。

逆に言うと、コミューンが複数枚入っているメカオーはめちゃくちゃきつかったです。こっちが並べてから殴るというプランで行ってる以上、コミューンでタップして全処理されたり、一気に盾に詰めに行ったときにコミューン一枚で止まる可能性があるからです。

2日目の大会概要/決勝トーナメント進出者のデッキレシピ一覧

24人が決勝トーナメント進出となりましたが、デッキタイプとしては10タイプほどでした。

ささぼーカップの大会ページに行けば決勝トーナメント進出者全員のデッキレシピが見られるので、皆さんもぜひチェックです!

まとめ

初めての大型大会出場ということで、デッキ決めから当日まで密度の濃い2週間でした。

また、友人と参加したのも大きく、

ささぼーカップの生放送を流しながら、勝ち進んでいる出場者のデッキを見てあーだこーだ話すのがすごく楽しかったですね。

あと自分はリスト提出制の大会のほうが圧倒的に得意だとも実感しました。

また、プレースキルとかデッキ構築含めてまだまだだなっていうのはあるんですが、

現段階で自分ができたことでの反省でいうと、デッキ決めに時間がかかりすぎて、リストの調整に時間が割けなかったことですね。

メカオーや緑抜き4Cアルカロックへの対面を考えると、3コスながら素出しの少ない『ガントラ・マキシバス』とを抜いて、『封魔ヴィネス』に変えたほうが多分強かったです。

また、スペースは正直あまりないんですけど、最後の詰めとして「アルバトロス」ではなく「ガルべリアスドラゴン」が欲しくなる場面があったので、何とか枚数調整して入れたいなと感じました。

ただ今回は本当にかなり楽しかったので、今度はチーム戦にぜひ出たいなと思いますね。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

サイトの更新も行っていきますので、マスター到達者のデッキレシピまとめ大会結果まとめもよろしくお願いいたします。

管理人 NAKASE

コメント

タイトルとURLをコピーしました